売却や処分を決めた時、ご相談いただく前に、建物の修
理や補修、残置物の整理、建物の清掃等を所有者様が
済ませた上で、ご相談を頂く場合が有ります。
また、建物を解体して更地にしてから売却依頼を頂く場
合も有ります。
〇少しでも売り易いように
〇あまりゴミが多くては頼むとき恥ずかしい・・・
〇大事なものが残っていないように確認したい
〇雨漏り跡や、建物の痛みが酷くて、このままでは売れ
ないと思った
こんなお心遣いには感謝いたします。
でも、売却や処分をお考えなら、どんな状態でも構いま
せんので現状でご相談いただく事をお勧めします。
その訳は・・・・
@残置物の状況にもよりますが、処分にはお金がかかり
ます。
状態によっては100万単位の費用が掛かる場合も・・・
A築年数や土地建物の相場から、売却出来た時に、掛
けた費用が回収できない場合が殆どです
B何よりも体力は大丈夫ですか?
C更地にしたら、逆に売りにくい場合もあるのです。
勿論、建物内に大事なものが残っている場合も有ります
ので、建物内外の確認はお勧めします。
例えば、売買する時に必要な
「土地建物の権利書」
「建物に関する設計図書等」
「相続の際必要な 前所有者様の実印」などですね。
また、残していっては困るものも有ります。例えば
「ご家族様の写真アルバム等」
「ご位牌・ご仏壇等」は、量の多少ではなく、やはり身内
の方にしか処分は出来ませんね。
結局、大事な物だけは確認して頂いて、大きな費用をか
けて迄、ご自分たちで片付けや修理・清掃はしなくても
大丈夫とお伝えしたいのです。
でも・・・本当にこんな状態でいいのかな?
それでは、現状でお預かりした写真集をご覧ください。
勿論、費用的にも体力的にも、このままでしか頼めないと
いう物件もありますが、気にしないでください。
築浅物件や、立地条件が良好な場合はピカピカにした
方が良いのは当然ですが、処分する為に余計な費用を
負担して頂きたくないのです。
ご依頼いただいた時の実際の現況写真です
・建物内に残置物が沢山残っている
ケース
・建物傷み(劣化・雨漏り・シロアリ)のケ ース
・建物周りの残置物のケース
如何ですか?
ここでは、比較的平均の写真をご案内しました。
実際には、もっともっと、片付け専門の業者さんでも、首
をかしげるような大量の残置物が残っているのが普通
です。
それを、費用をかけて、或いはご自身で片付けるのは本
当に大変な事です。
日本には「立つ鳥後を濁さず」ということわざがあるように
、少しでも迷惑が掛からないようにとのお気持ちであると
も思われます 。美しい文化ですね。
でも、当社にご相談いただくときは、お気持ちだけで大丈
夫です。
例えば、今、相場価値が仮に500万円の土地建物であっ
たとして、
状況にもよりますが、ここに100万円以上の費用をかけて
きれいにした場合でも、相場とは余り価格差は出ません。
結局、有るがままの状態で処分した方がお進めなのです
。これについては、色々とご意見が分かれるところですが
、私共では経験と実績を基に「有るがままの姿」で少しで
も早く処分できるように御手伝いしております。